TOPへ

G-TES

運動が難しい方のリハビリを
サポートする「G-TES」とは

運動が難しい方のリハビリをサポートする「G-TES」とは>G-TES(ジーテス)とは、何らかのご理由で運動が難しい方の身体に電極付きベルトを装着し、電気刺激を与えることで筋肉を収縮させ、身体を動かす運動(筋力トレーニング・有酸素運動)と似た効果を得る治療のことを指します。実際に運動をする時と同じように、筋力を強化したり、血流を改善したり、運動機能を改善したりといった効果が期待できます。

このようなお悩みの方に
おすすめ

このようなお悩みの方におすすめ
  • 身体は動かせるが、運動が苦手な方
  • 筋力の低下を感じる方
  • 怪我・障害・病気などで運動制限がある方
  • 変形性膝関節症の方
  • つまづくこと、転倒することが多い方
  • 車いす、杖を使用している方
  • 寝たきりの方
  • 呼吸器疾患、循環器疾患のある方
  • 脳卒中のリハビリをしている方
  • 糖尿病など生活習慣病がある方
  • 運動機能を改善させたい方

G-TESの特徴とメリット

G-TESは、加齢・病気・障害・怪我など、さまざまなご理由で運動ができない・難しい方の運動やリハビリをサポートする最新技術です。
その特徴、メリットをご紹介します。

広範囲の筋肉を同時に刺激することができる

G-TESには、「B-SES(ベルト電極式骨格筋電気刺激法)」という技術が採用されています。
これまでの電気刺激療法では、電極付きのパッドを身体の特定の部位に貼り付けていましたが、G-TESでは電極付きのベルトを腰・両膝・両足首に巻きつけます。
これにより、広範囲の筋肉に対して、同時に刺激を与えることができます。私たちが行う運動において最重要となる下肢の筋肉は、全身の筋肉の約6割を占めており、これが寝ながらにして鍛えられるという点は大きなメリットです。

運動が難しい方の運動代行に
有効

G-TESは、電気刺激で筋肉を収縮させ、運動に近い効果を得られる治療です。
寝たきりなどで運動ができない方、病気・怪我・障害などで運動が難しい方の筋力を強化する、血流を改善する、運動機能を改善することが可能です。
また、動作をサポートする役割も果たすため、現在行っているリハビリにも応用ができます。

多彩なプログラムが搭載

筋力トレーニング、有酸素運動、あるいは疼痛緩和など、目的に合わせたプログラムを選択することができます。
患者様のご希望、お身体の状態を考慮したプログラムを提案することで、無理なく、治療を継続することが可能です。

横になっているだけで効果が
得られ、痛みもない

治療の際、患者様はベッドに横になっているだけで構いません。また、独自の波形の電気刺激を利用する治療であるため、低周波治療器でありがちな、チクチク・ピリピリといった痛みもありません。
※気持ちいいくらいの疲労感、発汗などはあります。

G-TESの3つの効果

G-TESの主な3つの効果について、ご紹介します。

筋力強化

電気刺激によって、運動をした時に起こる筋肉の収縮を促します。これにより、下肢の筋力強化が期待できます。

血流改善

運動をした時と同じように、血流も良くなります。筋力強化と合わせて、基礎代謝のアップにもつながります。

運動機能改善

筋力が強化されることで、運動機能の改善が期待できます。

G-TESの治療方法

患者様にベッドに横になっていただき、電極付きのベルトを腰・両膝・両足首に巻けば、準備は完了です。
治療開始後も、痛みはありません。ただし、適度な疲労感、発汗は起こります。そのため、念のためにお着替えをお持ちになることをおすすめします。
治療中、患者様は横になったままで結構です。当院では、15分のコース、30分のコースをご用意しております。

G-TESの副作用

治療中、ベルトを巻いた部位の軽微な皮膚刺激、筋肉・関節の不快感が生じることがあります。
また治療後、ベルトとの摩擦による軽微な擦り傷、稀に筋肉痛が起こることがあります。

G-TESのよくある質問

G-TESの効果はすぐに出ますか?

通常の運動と同様に、1回ですぐに筋力の向上を実感できるというものではありません。過去の症例報告を見ますと、週2~3回、1回あたり15分以上のG-TESによって、2ヶ月頃から筋力アップが確認されています。もちろん、これより少ないから効果がないというわけでもありません。患者様のご希望、お身体の状態に合わせて、無理なく継続していくことが大切です。

G-TESの禁忌は何ですか?

ペースメーカー等の植え込み型電子機器を使用している患者様は、G-TESの禁忌となります。それ以外の方は、原則としてG-TESによる治療を受けられます。インプラント、人工関節、ボルト、ステントが体内にある方も適応です。もし何かご不安な点がございましたら、事前に医師にご確認ください。

G-TESは保険適用ですか?

保険は適用外となり、自費診療となります。費用はすべて、患者様の自己負担となります。予めご了承ください。

G-TESは毎日しても大丈夫?

毎日の使用も基本的には問題ありません。ただ、過度の疲労は逆に健康に悪影響を及ぼす可能性もあります。また G-TESは医療機器であるため、使用の際には医師・専門家の指示に従う必要があります。頻度を増やしたいというご希望がございましたら、お気軽に医師へご相談ください。

G-TESの治療頻度はどのくらいですか?

通常は、週に2~3回のペースをおすすめしております。ただ、患者様の目的やお身体の状態によっては、その頻度を増やす・減らすということもあります。カウンセリングを行い、患者様お一人おひとりに合った治療 頻度を提案いたしますので、お気軽にご相談ください。また当院では、1回あたり15分のコースと30分のコースをご用意しております。